真夏の夜の夢



「何で俺がそんな格好しなくちゃいけないんだよっ!」
都内某所にある椎名家で、少年の怒鳴り声が響く。
その少年は、言うまでもなく翼。そして彼の前には、赤い生地に花柄模様の浴衣を手にした玲がいた。
「あら、私のお古じゃ嫌?」
「そうじゃなくてっ・・・女の浴衣姿で祭りなんか行けるかよっ!!」
あくまでもさらりと答える玲に、翼はなおも怒りをぶつける。
今日は多摩川の近くで、夏祭りが開催されることになっていた。翼は竜也と行くことになっているのだが、それを知った玲が「いいものがあるわよv」と浴衣を持ち出してきたのが事の始まりなのである。
確かに、翼なら女物の浴衣でも似合うこと間違いなしなのだが、女の子に見られるのを嫌う彼は、もちろんそう簡単に着ようとしない。玲は多分、いや、絶対面白がって着せようとしているに違いない、と翼は彼女の魂胆を見抜いているので、尚更だ。
が、しかし、そこは彼女の方が一枚上手。玲は、翼がそう見抜いていることも了承済み、その上でとっておきの言葉を囁いた。
「水野くんも、喜ぶと思うけど?」
ぴくっ。
翼はちらっと玲を見た。
「嬉しいでしょうね〜、自分のためにわざわざ浴衣を着て来てくれた、って知ったら。あなたの艶姿見て、惚れ直しちゃうこと間違いなしね。あなただって、水野くんの喜ぶ顔見たいでしょ?」
「う・・・そりゃあ・・・」
恍惚と語る玲。その言葉に迷いを見せる翼。
竜也の喜ぶ顔は見たい。けれどやっぱり女装は嫌だ。
その心中を悟ったのか、玲は更に続ける。
「翼、あなた水野くんに可愛いって言われて、嫌な気もするけど内心ちょっと嬉しいでしょ? 乙女心ってそういうものなのよ。好きな人に褒められれば誰だって嬉しいのよ」
俺は乙女じゃないっての。
口には出さずツッコむ翼。しかしながら、彼女の言うことはあながち外れてもいない。
「大丈夫。傍目には、あなた美少女にしか見えないわ。あなたのこと男だって疑う人なんてまずいない。水野くんと二人、お祭りを楽しんでいらっしゃいよ」
フォローになってるんだかなってないんだか。
翼はそっと溜息を付いてもう一度考え、悩んで悩んで悩みまくった挙句、ついに浴衣で行くことを決意した。玲の、『水野くんも、喜ぶと思うけど?』の一言が、何だかんだいって大きかったのである。
こうして、翼は玲に勧められ(もとい、謀られ)て、女物の浴衣を着ることになった。
彼を着付けする玲の目が、きらんと怪しく光っていたのは、ここだけの秘密である。






夜、というにはまだ明るいが、夕方という表現を当てはめるような時間ではない。
七時半、ちょっと前。
約束の時間は七時半ちょうど、その少し前から竜也は待ち合わせ場所で待っていた。
行き交う人々。親子連れや、友達何人かで来ているようなグループ、もちろん恋人同士もいて。
竜也は何となく、腕時計に目線を落とした。その瞬間、
「竜也、お待たせ」
耳に馴染んだ声が聞こえ、竜也はその声の方向へ顔を向けた。
翼が来た、という喜びの表情、しかしそれはすぐに呆気に取られた顔へと変わる。
現れたのは翼に違いない・・・が、竜也が驚いたのはその格好。祭りなのだから、浴衣姿なんて別に珍しくも何ともない。
しかし、まさかあの翼が、それも女物で!
「翼・・・? その格好・・・」
喜ぶ以前に、驚いて二の句が告げられない竜也。それを見て、翼も恥ずかしそうに俯く。
「玲が、着てけって・・・」
それ以上のことは言わない。言えやしない。
そんな翼の様子を見て、竜也も改めてまじまじとその姿を眺める。
鮮やかな赤い生地に、何の花かは知らないが、とにかく、沢山の花が散りばめられているデザインの浴衣。腰をきゅっと締め付けている紺色の帯がすらっとした姿を一層引き立てていて、素足に草履という組み合わせが妙な色っぽさを感じさせる。ふわふわとなびく髪は、浴衣と同じ赤い色をした、大きめのリボンで結わえられていた。
顔が思いっ切り緩んでいるのにも気付かないほど、竜也はぼーっと見惚れるしかなかった。可愛い。とにかく、めちゃくちゃ可愛い。
「・・・ジロジロ見るなよ。恥ずかしいだろ」
そんな彼に、翼の鋭い言葉が叩きつけられる。けれども、それは翼の気恥ずかしさの表れで。
そうとは知らず、竜也は焦り、
「あ、ごめん。でも翼、その浴衣姿、すごく・・・・」
可愛いor似合ってる。
そう言おうとして、慌てて言葉を飲み込んだ。
”可愛い”は、翼にとって基本的には禁句である。
”似合ってる”にしても・・・女物の浴衣が似合ってると言われて、果たして翼はいい顔をするだろうか。
(な、何て言えばいいんだ・・・・)
心底困った様子の彼に、翼はくすっと吹き出す。
彼が言おうとしていることは大体見当が付いた。そしてそれで、彼が迷っているということにも。
もう、今日は割り切ってしまおうと決めた。この自分が、こんな格好をしてまでデートに臨むのだから、楽しまなくては損だ。
「言いたいことあるんならはっきり言えば? 今日は特別、許してあげるから」
そう言って翼は微笑む。
その台詞にその姿、その笑顔といったらもう反則的な可愛らしさである。
もしここが大勢の人で溢れてなければ、多感な思春期の真っ只中にいる竜也は、衝動的に翼を押し倒していたに違いない(断定)。
「つ、翼、その浴衣、すごく似合ってて、可愛いぞ」
頭から湯気が噴き出てもおかしくないくらい紅潮した顔で、竜也は答えた。
ああやっぱり。翼は思ったが、別に怒りは湧いてこなかった。それは相手が竜也だから、というのもあるし、その竜也の反応が嬉しかったから、というのもある。
『水野くんも、喜ぶと思うけど?』
意地の悪いところも多々あるはとこの言葉がふと甦り、ちょっと悔しいけどその通りかも、と思った。
「サンキュ。じゃ、いこっか」
「あ、ああ、そうだな」
自然と手を繋いで歩き出す二人は、多数の露店が並ぶ道を進んでいく。
「あ、あれおいしそう」
「あっちのもおいしそうだな」
「竜也、向こうで面白そうなことやってるよ」
「行ってみようか」
傍から見たら美男美女の組み合わせの彼らは、当然、周りの人達の注目を集める。それは普段のデートでも大概そうであるのだが、今日は翼の浴衣姿があまりにもハマり過ぎていて、注目度はいつもの約1.5倍(当社比)だった。
そんなわけで、
「おい、あれ、水野と椎名じゃないか?」
「本当だ。ってか、何で椎名、女物の浴衣なんか着てんだ?」
「似合ってるからいいじゃないっすかvv おーい、水野に椎名〜!!」
偶然祭りに来ていた武蔵森の三人(ちなみに渋沢、三上、藤代)に、あっさりと見つかってしまったのである。
「げ、あいつら・・・」
逃げようにしても、見つかってしまってからではもう遅い。三人はこちらへ向かってくる。
(男三人で祭りなんか来るなよ!)
せっかくのデートを邪魔されたくない。その上、よりによって三上もいるなんて!
心の中で毒を吐き、顔は思いっきり引きつっている竜也。翼も翼で、これはマズい・・・と冷や汗ものだった。邪魔者が入る、それ以上に、こんな格好をした自分を、竜也や赤の他人ならともかく、知り合いに見られるなんて、情けない&恥ずかしいのダブルパンチだった。
「奇遇だな。二人も来てたのか」
「ま、まぁね・・・」
渋沢の言葉に、翼は目を逸らして答える。浴衣のことを特に聞こうとしない渋沢は、翼にとってはありがたかったが(何も言ってこないのも逆に気まずかったりしたが)、藤代と三上が当然そうであるはずもなく。
「椎名、すっげーカワイ〜vv なんでそんな格好してるのか知らないけど、めっちゃ似合ってるよvv」
「・・・そりゃどーも」
「可愛いお姫様侍らせちゃって、いい身分だな王子様?」
「・・・羨ましかったら、あんたも見習えば?」
藤代はハートマークを飛ばし、翼はうっすら青筋を浮かべ、三上が皮肉を言ったと思ったら、竜也もまた嫌味で返す。
渋沢は、というと、三上と竜也の険悪なムードに困ったような顔をしたが、
「悪いな、三上が水野に迷惑かけて・・・」
なんて、そんなもっともらしいことを言いながら翼にさり気なく近付いていたりする。というかその台詞は翼にではなく、竜也に言うべきだろう。意外に腹黒い一面もある渋沢克朗15歳(年齢詐称疑惑有り)。
「抜け駆けして椎名モノにしたと思ったら、今度はそんな格好させて楽しんでんのか? 結構いい趣味してるな、お前」
「相変わらず品のない言い方だな。翼じゃなくても誰でも、お前じゃなくて俺のことを選ぶと思うぜ」
「・・・言ってくれるじゃねーか・・・・」
三上相手には、結構ぽんぽん嫌味が飛び出す竜也だった。二人の間に黒いオーラが立ち込め、変な空間でも作ってしまいそうな勢いだ。
その上、ここは公衆の面前、会話している内容もアレなので、藤代と渋沢に色々と話しかけられていた翼は、そこから抜け出し、慌てて止めに入る。
「あーもー、三上も竜也もストップ! こんな人前で、恥ずかしくないのかお前らは!」
「「だってこいつが!」」
キレイにハモッた二人。互いを指差すポーズまで一緒。
脱力しつつ、呆れた翼は思わず怒鳴った。
「人のせいにするな―――!!!」
「・・・椎名?」
「え?」
突如響いた静かな声に翼は怒りも忘れて振り向く。そこには、ユース3人組・・・要は、郭、真田、若菜の三人が立っていた。今翼に声をかけたのは郭で、真田は真っ赤な顔で、若菜は楽しそうな顔でその隣にいる。
「やっぱり椎名だったんだ。聞き覚えのある声がしたから、もしかして、と思ったんだけど」
「どうしたんだ? その浴衣。すげー可愛いぜ。おい、一馬も何か言えよ」
「・・・・・・・(声にならず)」
「ったく、ナイーブにも程があるぜ、お前」
「ってゆーか、何でお前らがここに?」
彼らの出現によりケンカはそのまま自然消滅し、翼はさり気なく皆に移動を促しつつ郭に尋ねた。ギャラリーの目から逃れるように一同は歩き出す。
「お前達の家ってこの辺じゃないだろ?」
とりあえず落ち着いたらしい竜也も三人に質問を投げかける。その言葉通り、確かにユース三人組の家はここ多摩川付近ではない。
「それはさー、英士が・・・」
「結人。」
明るい声で答えようとした若菜を、郭が冷たい目で一瞥して止める。若菜はそのまま口を噤んだが、
(水野と椎名は多分この祭りに来るだろうから、邪魔しに行こうって)
と心の中で続きを言った。
竜也と翼の仲は、東京都選抜チームの皆に知られてはいる(竜也と翼は自分たちのことを玲にしかバラしていない。が、二人の間に流れる妖しげな空気を察し、感付いている者がほとんどなのである)が、認められているわけではない。いや、翼を狙う者達に認められるわけがない。そのため、未だに隙あらば二人の仲を壊そうとする、或いは、せめてもの腹いせにこうしてお邪魔虫をする少年もいる。
もっとも、三上のように直接的な例は少なく、多くはそれとなく二人の邪魔をするだけに留まるのだが。
「たまには、遠出して祭りに行くってのも悪くないと思ったんだよ」
「そ、そーそー。な、一馬?」
「あ、ああ」
郭に口裏を合わせる若菜と真田。その様子を疑うものは誰もいない。郭の冷静さが、それを可能としているのだろう。翼も、
「ふーん、そうなんだ」
と、素直に納得する。
「ところでさ、祭りっていうと誰かを思い出さない?」
「それってもしかして・・・・」
藤代の言葉を竜也が引き継ぐ。祭り=誰か。単純明快な藤代が考えたであろう事は、容易に想像が付いた。
確信を持って竜也は答える。
「風祭か?」
「呼んだ?」
「「「「「「「「わああっ!」」」」」」」」
背後から聞こえたその声に、竜也だけでなく他のメンバーも驚く。全員がほぼ同時に振り向くと、そこには話題の人物・風祭と、不破がいた。
「驚かすなよ、将・・・」
「驚かすつもりはなかったんですけど・・・」
風祭の肩をぽんと叩いて苦笑する翼。風祭も苦笑いを浮かべる。風祭の隣にいた不破は、黙々と焼きイカを食べていた。
「不破も一緒か」
「ああ。つい先程お前達を見つけてな、声をかけるタイミングをうかがっていたんだが」
「タイミング良過ぎだろ・・・」
竜也はがっくりと肩を落とす。
(一体何なんだ、さっきからっ!)
竜也じゃなくても、こう叫びたくなるだろう。渋沢、藤代、三上に加え、郭、真田、若菜、更に風祭や不破まで現れれば。
偶然にしては多すぎである(もちろん、半分は偶然ではないのだが、竜也と翼はそれを知らない)。
「そういえば、翼さん、どうして女の子の浴衣着てるんですか?」
今まで、誰もが気になっていつつも、翼が恐ろしくて訊けないでいたそのことを、あくまでも自然体で風祭が尋ねる。天然を装って問うことができるのは、風祭の利点だ。
「あ、玲が面白がって着せたんだよ」
翼はぷいっと横を向いて、機嫌悪そうに顔を背ける。そんな様子すら可愛いとしか言い様がなくて、少年達一同は心の中で「監督万歳!」と狂喜するしかなかった。
しかし、竜也は竜也で複雑である。何が悲しゅうて、翼が自分のために着て来てくれた浴衣を、他の奴らに見られねばいけないのか。
一度合流してしまった手前、もうこの輪から抜け出せない。他の少年達も、二人を逃がすわけなく。
そんなわけで、総勢10人という大人数で一行は祭りの中を行く。竜也と翼は、表情にこそ出していないが、『何でこんなことに・・・』といった心境で。
「そこの兄ちゃん達、焼きとうもろこし買ってってくれんか? 安くしとくで〜♪」
いかにもテキ屋の兄ちゃん、といった声に呼び止められ、一同はそちらを振り返る。その声の主を見て、何人かは目を丸くした。
「シゲ、お前どうしてとうもろこしなんか売ってんだ?」
「助っ人や助っ人。ちっと小遣い稼ぎにな」
半被姿に鉢巻、といった格好の成樹はぱたぱたと手にしたうちわを振る。
ここまで知り合いが立て続けに現れていれば、もはや、成樹の出現に驚くより、やや現実逃避気味に『中学生がバイトしていいのか。』と思うしかない竜也だった。
「へ〜おいしそうじゃん。一本ちょうだい」
こんがりと焼かれたとうもろこしの香ばしい匂いに惹かれ、翼がそう言い出し、
「毎度あり! 今日も姫さんめっちゃ別嬪やから、サービスしとくでv」
「椎名、俺おごってやるよ!」
「いや、俺が・・・」
「翼さん、僕に一口だけくれませんか?」
「ずりーぞ風祭! 俺にもちょーだい!」
「椎名がまだ購入していないうちから気が早いのではないか?」
「そりゃそうだ。椎名、俺がおごるから」
「だからそれは俺が・・・」
と翼の好意を得ようと必死の少年達。その勢いの凄さに、竜也は思わずぽかんと他人事のように眺めてしまった。が、
「おい、やめろって。椎名が困ってるだろ」
「まったくだよ。とうもろこしくらい自分の金で買うって」
遅ればせながらも止めに入り、しかも何気なく翼との絆を見せつけていたりする。
少年達は心の中で歯軋りした。
「ん〜おいしー。これ、お前が焼いたの?」
「せや。結構イケるやろ?」
とうもろこしを頬張る翼は、成樹と仲良さげに談笑する。正直面白くない竜也だったが、翼があんまりおいしそうにとうもろこしを食べているので、野暮なことはやめた。
と、



ドドーン
  
ドドーン



轟音の後、パッ、ジジジジ・・・・と、火花の飛び散る音。同時に、空が明るく染まる。
いつの間にか暗い蒼色へと変化していた空に、花火が上がったのだ。少年達は争うのも忘れ、それに魅入る。
次々と上がる花火の乱舞。まさに夏の風物詩といったところだ。
「綺麗だな・・・」
誰かがそう呟くと、
「いや、椎名の方が綺麗だろ」
とまた誰かが歯の浮くようなセリフをさらりと吐く。
「あのなぁ・・・」
怒りの滲ませた呆れの言葉を、翼はそっと漏らした。
(あーあ。せっかくのお祭りだってのに、何でこんなことになっちゃったんだろ・・・)
二人で心置きなく楽しむはずだったのに。
みんなと一緒でもそりゃあ楽しいけど、二人で、と期待してた身には、失望が大きすぎる。
そんなことを考えながら竜也の方を見ると、ばっちり、彼と視線がぶつかった。
彼も考えていることは同じらしい。表情から、それが見て取れた。
(逃げようか?)
(逃げちゃおっか?)
こっそりと、目配せして。もういっそバレちゃっても、邪魔者が入らなくなるなら、それでいいかもしれない。
二人はそっとみんなの中から抜け出す。他の少年達が気付く頃には、もう彼らは人込みの中に消えてしまっていて。探し回っても、大勢の人に阻まれて、分からない。
それでも少年達は、二人を探すのを諦めなかったとか。









「あーあ。これでバレちゃったかな」
会場から少し離れた、多摩川の川辺。会場ほどではないが人がいて、思い思いに花火を眺めている。
しばらく走って辿り着いたそこで、翼は息を弾ませながら呟いた。困ったような、でも少し楽しんでいるような声の響きで。
「そうかもな。でも、誰が翼を狙ってきても、俺が守るから」
「頼もしいね」
竜也の言葉に、翼はくすっと笑んで、そっと彼の手を握り締める。すぐに竜也は、その手を握り返してきた。
花火はなおも上がり続けている。赤、青、橙・・・。咲いては散り、散ってはまた咲く炎の華。
二人でこうして見られることをありがたく思いながら、竜也と翼はそっと寄り添う。と、







「水野に椎名、何やってんだ?」
「「・・・・・・。」」
新たな第三者の声に、二人は揃って凍りつく。






悪夢はまだ、終わらない・・・・。






<END>








遅くなってすみませんが、10000ヒットキリリク小説、みかさんに捧げます。
総受け・・・というよりも水翼に偏っててすみません(−−;)
しかもオチが前に書いた小説と似ている(爆)
・・・こんなヘタレ小説ですが、貰ってやって下さい・・・・。